遠城寺式乳幼児分析的発達検査表 津守式乳幼児精神発達診断検査
遠城寺式と津守稲毛式発達検査の2つはごっちゃになりやすいです。両方とも乳幼児を対象とする発達診断検査です。発達の遅れや知的障害などを早期に発見するためのものです。どちらも日本人が開発したもので、どっちがどっちかこんがらがりやすいです。
2つの大きな違いは対象年齢と結果の表し方です。
遠城寺式
当然のごとくと言いますか・・・あんちょこにと言いますか、お寺が燃えています。
炎上・・・寺です。逃げてきた人が、「オラー。死なんぞ。」といってます。しなんぞで47と考え、0歳から4歳7ヶ月というわけです。ずいぶん半端ですね。一部の資料には4歳8ヶ月となっています。それにしても適用年齢が短いですね。結果は折れ線グラフにして発達の経過がわかるように表すそうです。
津守稲毛式
こちらは幼児がなにやら絵を描いています。ウルトラセブンの顔の形を書いています。ウルトラセブンということで、0歳から7歳までを表します。うるとらせぶんの「つもり」です。お母さんに聞いてますが、母親への聞き取りによるものです。結果は「発達輪郭」という独特のもので表します。見たことはないのですが、レーダーチャートのようなものなのでしょうか。
評価する領域についても覚えた方がいいのかもしれませんが、両方とも結構似ています。新版K式も含めて表にしてみるとわかりやすいかもしれません。